オニールはこのキャラクターへの反響に応えて、雑誌の付録として紙を切り抜く形での立体人形を手がけるようになる。これはキューピーの表と裏からみた場合のイラストを、切り抜いて貼り合わせ、同様に着せ替えもできるというものであった。それにつれて立体的な人形の形でという要望が多くなり、オニールは自分の手で小さな彫像を彫ってみたところ、それを見た複数のメーカーが商品化のオファーを持ってくるようになった。初登場から4年程が経過した1912年、ドイツのメーカーによるからビスク・ドール製のキューピーが試作された。この背景にはオニールの妹であるカリスタがイタリアで美術を学んでいたことから助手を努め、二人で実際にドイツの工場に行き助言や要望をしたこと、及び、この時期ドイツ製の廉価なビスク・ドールが最盛期になりつつあったことなどがある。
1913年3月4日、登録第43680号意匠特許として、アメリカ合衆国連邦特許商標庁に登録されたことで、今日親しまれているキューピー人形が誕生した。
株の様なとがったひと房のヘアースタイル
小さく短い眉毛
丸く大きく左右どちらかを見つめている目
ピンクに彩られ少し膨らんだ頬
微笑むようにわずかに上がっている口角
うつむき加減のあご
体から少し離した位置で開き気味の腕
大きく開いた手のひら
ぽってりとしたおなか
2.5から3頭身のバランス
背中に生えた小さな羽根
判別できない性別
世界に広がる母なる海